ナナプラザ徹底解説|料金・入場ルールから楽しみ方まで一気に丸わかり!

はじめてナナプラザに足を運んだのは、気づけばもう二十年近く前になります。

当時の看板は、今よりももっと年季の入った味のある顔をしていました。
ソイ4を少し歩くと、その看板が見えてきます。
下をくぐる瞬間、毎回ほんの少し身構えていたような気がします。

中に入ると、音楽と人の熱気がダイナミックに押し寄せてきます。
その熱気に一気に押され、どの店に入ればいいやら、何を頼めばいいやら。
最初は、そんなことすら分からずにただ突っ立ってしまっていたのをよく覚えています。

何度か通ううちに、入り口で何を聞かれるか、フロアごとの雰囲気の違い、お金がどう発生するか、少しずつ体で覚えていきました。
そんな風に小さな経験値の積み重ねがあるだけで、店に入ってからの居心地はすっかり違ってきます。

今回は、はじめてナナプラザに向かう方のために、基本的なところから順番にお話ししていきます。

ナナプラザってどんな場所?

ナナプラザは、バンコクのスクンビット・ソイ4にある、ゴーゴーバーが集まった複合施設です。3階建てでコの字型の造りになっていて、中庭を囲むようにびっしりと店が並んでいます。

もともとは1970年代後半にオープンしたショッピングセンターで、1980年代に入ってから少しずつゴーゴーバーが増えていき、今のような形になったと言われています。今では30〜40軒ほどのゴーゴーバーやビアバーが集まっていて、「世界最大級の大人の遊び場」と紹介されることもあるほどの規模です。

入場料は基本的にかかりません。建物の入り口を抜けるだけなら無料で、実際にお金がかかるのは店に入ってドリンクを頼んでからです。

行き方・アクセス

一番シンプルなのは、BTSナナ駅を使うルートです。スクンビット通りは奇数側と偶数側で北と南に分かれていて、ソイ4は偶数側、つまり通りの南側にあります。

駅を出たらスクンビット通りを渡り、ソイ4に入ります。マクドナルドとナナホテルの前を通り過ぎ、道の突き当たりまで進むと、左手に大きなネオン看板が見えてきます。それがナナプラザの入り口です。

夜は人通りも多いので、迷うことはあまりないと思います。看板さえ見えれば、あとは吸い込まれるようにたどり着けるはずです。

タクシーやGrab(配車アプリ)を使う場合は、運転手に「ナナプラザまでお願いします」と伝えれば、たいてい通じます。うまく発音できなくても、スマホの画面をそのまま見せれば十分です。

ไปนานาพลาซ่าครับ

パイ ナーナー プラーザー クラップ

「ไป(パイ)」が「行く」、「ครับ(クラップ)」が男性の丁寧語の語尾です。

BTSの終電はだいたい深夜0時前後です。それより遅くなりそうな日は、宿泊先のホテル名をGoogleマップにピン留めしておくか、ホテルのショップカードを1枚持っておくと安心です。タクシーやGrabの運転手にそのまま見せれば、行き先を伝える手間がなくなります。

入場するときのルール【パスポート・持ち物検査あり】

ナナプラザの入り口には警備員が立っていて、簡単な持ち物検査が行われます。年齢確認のためにパスポートの提示を求められるのが基本なので、原本を持っておくと一番スムーズです。原本が心配な場合は、コピーやスマホに保存した画像でも通過できたという声もありますが、対応は係員によって差があるので、確実なのは原本を持ち歩くことです。

カメラの持ち込みは基本的にNGです。一眼レフのような大きめのカメラだと、それだけで入場を断られることもあります。スナック菓子や飲み物などの食べ物も持ち込み不可として没収されることがあるので、バッグの中身は必要最低限にしておくのが無難です。

館内では、どの店も撮影が禁止されています。うっかりスマホを構えただけでもトラブルになりかねないので、写真を撮りたい気持ちはぐっと抑えておきましょう。

料金はいくらかかる?ドリンク代・バーファインの相場【表あり】

ナナプラザで発生するお金は、大きく分けると4種類です。「バーファイン」あたりは初めて聞く言葉だと思うので、ここで整理しておきます。

自分のドリンク代
店に入ったら、まず自分の分を1杯注文するのが基本です。ビールなら150〜250バーツ程度が目安で、これが実質の「入場料」のようなものだと考えておいてください。
レディードリンク(女の子のドリンク代)
気になる子を呼んだら、その子の分のドリンクも注文するのが基本のお作法です。相場は200〜400バーツ程度。最近は「1杯だけ」ではなく、呼んだ時点で最初から2杯セットでの注文を求められる店も増えているので、頼むときに杯数を確認しておくと安心です。
バーファイン(店へ払うお金)
女の子を連れ出すときに、店側へ支払うお金です。日本人の間では「ペイバー」と呼ばれることも多く、相場は1,000〜2,000バーツ程度。人気店や人気の女の子だと、2,500バーツを超えることも珍しくありません。しかし、これはあくまでお店への支払いであって、女の子自身の取り分ではない、という点は覚えておいてください。
お手当・チップ
連れ出したあとに女の子へ渡すお金は、バーファインとは別物です。金額は交渉次第という部分が大きいですが、ショートで3,000バーツ前後が一つの目安になっている店が多いようです。また、これとは別に、感謝の気持ちとして数百バーツ程度のチップを渡す人もいます。

トータルの予算感としては、軽く飲んで帰るだけなら、ハシゴをしたとしても〜1,000バーツ以下、連れ出しまでする場合はショートで4,000〜5,000バーツ程度を見ておくと、当日慌てずに済みます。店やタイミングによって差が出やすいところなので、あくまで目安として捉えてもらえればと思います。

フロアごとの雰囲気と楽しみ方

ナナプラザは1F〜3Fで雰囲気がはっきり分かれています。先に大まかな位置関係を知っておくと、現地での店選びがぐっとスムーズになります。

大まかに言うと、1Fはオープンエアのビアバーが中心で一番入りやすい階、2Fは人気店が集まるメインフロア、3Fはショー系の大型店が多い階、という住み分けです。レインボーグループのように、1Fと2Fの両方に系列店を構えているグループもあります。

1F:入りやすいオープンエアの階

  • レインボー2:レインボーグループの1F店舗。奥まった場所にあります

2F:一番賑わうメインフロア

  • レインボー4:レインボーグループの2F店舗。ナナプラザの中でも人気が高い店です
  • wonderland:2Fにある小規模なレディボーイ専門店です

3F:ショー系の大型店が中心

  • ビルボード:回転ステージとジャグジー演出が名物の大型店です

ここに挙げたのは一例です。ナナプラザ内の店舗は他にもたくさんあるので、より詳しく知りたい方はナナプラザの店舗一覧ページもあわせてチェックしてみてください。

ナナプラザの店舗一覧を見る

ソイカウボーイ・パッポンとの違いは?【比較表あり】

バンコクには「三大ゴーゴーバーエリア」と呼ばれる、ナナプラザ・ソイカウボーイ・パッポンという3つのエリアがあります。ざっくりとした違いを整理しておきます。

項目 ナナプラザ ソイカウボーイ パッポン
造り 3階建ての建物 一本道の通り 通り+夜市
規模 30〜40軒程度 約40軒 やや小規模
雰囲気 濃いめ、店数も多い 比較的入りやすい 観光地寄りで気軽
最寄り駅 BTSナナ駅 BTSアソーク駅/MRTスクンビット駅 BTSサラデーン駅
初めてに向いているか 仕組みが分かれば◎ 入りやすい 気軽に覗ける

どのエリアもタクシーやGrabで問題なく移動できる距離です。「まずは軽く雰囲気を見たい」ならソイカウボーイやパッポンから、「本腰を入れて回りたい」ならナナプラザから、という選び方をしている人が多い印象です。

初めてでも失敗しないための注意点

仕組みが分かれば怖い場所ではありませんが、初めてだとつまずきやすいポイントもいくつかあります。

伝票はその都度確認する

注文していないドリンクが混ざっていたり、レディードリンクの本数が違っていたりすることがあります。会計のタイミングで一度目を通しておきましょう。

バーゲームには手を出さない

店内でサイコロなどのゲームに誘われることがありますが、基本的に店側が有利な仕組みになっています。誘われても、笑顔で断って大丈夫です。

飲みすぎない

判断力が鈍った状態は、金銭トラブルにも巻き込まれやすくなります。ペースを守って飲むことを意識してください。

現金は必要な分だけ持ち歩く

財布に大金を入れたまま歩き回るのはリスクがあります。その夜使う分だけを取り分けておくと安心です。

撮影は絶対にしない

館内はすべて撮影禁止です。うっかりスマホやカメラを構えただけでも、すぐにセキュリティが飛んできます。絶対にやめておきましょう。

帰りは客引きのタクシーに注意

深夜のナナプラザ周辺では、メーターを使わない客引きのタクシーやトゥクトゥクに声をかけられることがあります。助手席側の窓を開けてこちらに声をかけてくるタクシーは、90%程度の確率でメーターよりも高い金額を提示します(YORUTABI調べ)。多少歩いてでも、Grabを呼ぶかメーター制のタクシーを選ぶ方が結果的に安心です。

過度に身構える必要はありませんが、最低限このあたりを頭に入れておくだけで、当日の安心感がかなり違ってきます。

まとめ:ナナプラザに行く前に知っておきたいこと

ここまでの内容を簡単に振り返っておきます。

  • ナナプラザは、スクンビット・ソイ4にある3階建てのゴーゴーバー複合施設で、入場は無料
  • 入り口ではパスポート提示と持ち物検査があり、カメラ・食べ物の持ち込みは基本NG
  • お金は「自分のドリンク代」「レディードリンク」「バーファイン(店へ)」「お手当(女の子へ)」の4段階で発生する
  • 1Fは入りやすいオープンエアの階、2Fはメインフロア、3Fはショー系の大型店が中心
  • ソイカウボーイ・パッポンと合わせて「バンコク三大ゴーゴーバーエリア」と呼ばれている
  • 伝票確認・飲みすぎ注意・撮影禁止など、基本的なマナーを守れば大きなトラブルは避けられる

最初は情報量が多く感じるかもしれませんが、仕組みさえ頭に入ってしまえば、拍子抜けするくらいシンプルな場所です。今回の内容を軽く覚えておくだけで、当日の動き方はぐっと楽になるはずです。

ルールを守りながら、今日も楽しいバンコクの夜を過ごしてくださいね🌙✨